多用性が調和する
サステナブルなまちを目指して
Diversity & lnclusion
の普及・啓発
ダイバーシティ研修
SUSTAINABLE TOWN PROJECT
「新たな価値」を生む
ダイバーシティとインクルージョン
多様性が調和する共生社会とは?
「多様性の時代」と言われていますが、改めて「多様性」って何でしょうか?
ダイバーシティは「多様性」「一人ひとりのちがい」を意味します。
それを認めるだけが「多様性の時代」ではありません。
多様性は多岐に渡る!
年齢、人種や国籍、肌の色、言語、心身機能、性別、性的指向、性自認、宗教・信条、価値観、キャリアや経験、働き方、企業文化、ライフスタイルなどもっともっと多岐にわたります。
いかなる種類の差別がなく、互いを認め合い、誰もが自分らしく生きられる共生社会を目指されています。
多様性を認め合うのは当たり前の時代
「ダイバーシティを推進しよう」と多様性に着目した取組のほどんどが、多様な人々を受容できる体制づくりがメインでした。
そこで、サステナブルタウンで力を入れて取り組んでいる考え方が、東京2020オリンピック・パラリンピックの3大キーワードであったダイバーシティ&インクルージョン(D&I)です。
いま、多くの企業や自治体等で戦略・計画に取り入れられています。
これからは「多様性を活かし合う時代」
インクルージョンとは「包摂・包括・包含」「受け入れる・活かす」を意味します。
ダイバーシティだけでなく、インクルージョンも。
D&Iは、何のために必要なのでしょうか?
それは、価値創造につなげるためです。お互いを理解し、多様性を尊重するからこそ、個々の人財が力を発揮できます。多様な人々が互いに影響し合い、異なる価値観や能力を活かし合えます。
そういった関係性の構築がイノベーションを生み出し、価値創造につなげることができます。
これが、私たちみんなで実現していくこれからの日本社会の姿です。
さらには「公平性」や「帰属意識」の大切さも
近年、「ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)」として、「エクイティ(公平性・公正性)」という概念が加わったかたちでダイバーシティ経営が世界的に推進されています。
「エクイティ」とは、さまざまな情報や機会へのアクセスが、公平に保証されている状態をいいます。
なお、類似する「イコーリティ(平等)」とは、一人ひとりの違いには着目せず、すべての人に同じ情報や機会を提供する概念をいいます。
エクイティの観点から、職場環境やコミュニティ、コミュニケーション等について改めて考え、そのうえでD&Iを推進していくことが求められています。
さらには、B(ビロンギング=帰属意識)も加えた「DEIB(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン・ビロンギング)」の大切さも広がってきました。つまり、組織やコミュニティへの一員として安心感を持って帰属できるかという視点です。
JAPAN SOCIAL EDUCATION AWARDS2019受賞
「イベントのダイバーシティ&インクルージョン」をテーマにした論文が、日本青年館「ジャパン・ソーシャル・エデュケーション・アワーズ2019「グッド・アーティクル賞」を受賞しました。
これまでのD&Iの活動実績 ※弊社代表の公務員時代を含む取組例
知的障がいのある青年教室の運営
――大学生やサークルと協働して、多くの子どもたちや地域の方々と共に楽しめるワークショップを数多く開催。体験の中で、創発的なアイデアを活かし合い、アートや音楽などを生み出しました。
みんなでつくる音楽祭in小平
――音楽のジャンル、世代、国籍、障がいの有無などにとらわれず、みんなで楽しむ「ボーダレス」な手作りの音楽祭を市民と協働して立上げ。12月1週目の「障害者週間」に、小平市中央公民館を全館利用し大々的に開催しています。プレイヤーも裏方でボランティアとして関わっていただき 、点字プログラム、手話通訳者、要約筆記者による、情報保障も行っています。いろんな人がつながり、お互いにできることをやっていく中で、手作り感、一体感を育むことを大切にしています。
やさしい日本語で在住外国人と観光まちづくり
――国内外から観光客に親しまれるまちを目指して、外国にルーツのある市民と日本人市民が「やさしい日本語」でコミュニケーションをとりながら、まちを再発見し、情報発信していきました。
イベントのD&I化
――イベントがそもそもユニバーサルデザインになり、だれもが参加できるように配慮することは、とても難しいことです。イベントの企画からふりかえりまでをD&Iの視点でガイドラインを作り、日本青年館『社会教育(2019年11月号)』にて発表し好評を博しました。
などなど、これまでにたくさんのD&Iな取組を実践してきました。だからこそ、経験に基づくD&Iの講演・ワークショップをお届けしております。
講演・ワークショップの例
コミュニティや地域の課題・ニーズに応じて、内容をオーダーメイド。
<要望の多い取組例>
◆ダイバーシティマネジメント
◆ダイバーシティ&インクルージョンの考え方
◆アンコンシャスバイアス
◆男女共同参画講演
◆外国人との交流、多文化共生研修
◆知的障がい者との交流 など
<考えられるワークショップの案>
◆企業や行政の計画にD&Iを入れるための研修
◆コミュニティ内の多様性を活かし合うワークショップ
◆イベントのD&I化を目指した検討 など