世界最大のイベントからの学び
Legacy
Diversity & Inclusion
Sustainability
東京2020大会3大キーワードは、
2020年代以降のまちづくりのキーワード
SUSTAINABLE TOWN PROJECT
東京2020大会
3大キーワードから紐解く
2020年代以降のまちづくり
東京2020大会に取り組んだ理由
東京2020大会の開催が決定したときに、「まちづくりの最大のチャンス」と思いました。
市役所初の公募人事に応募し、2015年度に東京都オリンピック・パラリンピック準備局にて東京2020大会に向けて取組をスタートしました。
東京都庁・市役所・東京2020組織委員会で
東京2020オリンピック・パラリンピックに取り組んだ唯一の経験者
東京2020オリンピック・パラリンピックには、まちづくりという観点からはこの3つの組織での取組がメインとなります。
東京都では、東京都をはじめ広く日本社会の多言語対応を推進。
小平市役所では、オリンピック・パラリンピックの価値を庁内・市民に共有し、地域社会に数多くのレガシーを創出。
組織委員会では、大会の価値を高める取組に尽力。
その中で、オリンピック・パラリンピックを多角的に捉え、どのように社会づくりに活用していけばよいかの唯一の知見を深めました。
東京2020オリンピック・パラリンピックのチャンスを最大限活かすため
数多くの講演・ワークショップ等を実践
東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて、また、大会後にもその価値を再認識するためにたくさんの講演等を行ってきました。
東京2020オリンピック・パラリンピックは世界最大規模の教育ムーブメント
55月の連載を執筆
オリンピック・パラリンピックの目的は、世界平和と人類の育成・成長です。
その価値の正しい理解を広め、各地でレガシー創出を目指してもらえるよう、日本青年館『社会教育』において、55月の連載活動を「たま社会教育ネットワーク(多摩地域から全国発信する社会教育関係職員などのネットワーク)」として行いました。
東京都職員時代に職員のネットワーク化にも尽力
メガイベントの価値は、世界最大規模の取組のため、「グローバルな情報を吸収する力」と「日本国内の情報を集約する力」があります。
東京2020大会は、世界の基準・水準に高める最大のチャンスでした。しかし、初めてのことだらけで、悩む職員がほとんどでした。
そのため、多くの他の自治体の職員とのネットワークを全体で築き、切磋琢磨し協力し合える関係づくりが必要と考え、職員仲間と呼びかけてネットワークづくりをしました。
東京多摩地域全体の「ボッチャカップ」など各市町村が連携する取組も生まれるなど、多くのアウトカム(成果)がありました。
3大キーワードが2020年代のまちづくりの基盤に
東京2020大会で最も聞かれたキーワード「レガシー」
これまでイベントは消費されるだけのものであることが多かった中、全国的にレガシー創出のために事業展開し、多くのレガシーを地域社会に残しました。
そのフレームワークは、今後の取組の中にも生き続けていきます。
また、近年、注目されている「ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)」についても、東京2020大会から大きなムーブメントを生み、ダイバーシティマネジメントの考え方も更新されました。
そして、それらを包括する「サステナビリティ」という世界で最も大切な考え方は、東京2020大会の最大のレガシーともいえるでしょう。
これらの考え方を正しく認識し、地域社会に活用する専門家として、これまで各地でのまちづくり活動を支援してきました。
これからも多くのメガイベントが開催予定
2025年の大阪万博、世界陸上、デフリンピック、2026年のアジア競技大会、2027年のワールドマスターズゲームス関西など、様々なメガイベントが予定・計画されています。
サステナブルタウンでは、東京2020オリンピック・パラリンピックでの経験を活かした気運醸成やレガシー創出事業支援を支援しております。ぜひ、ご検討ください。
講演・ワークショップの例
地域の課題・ニーズに応じて、内容をオーダーメイド。
<要望の多い取組例>
◆メガイベントへの気運醸成
◆大会の価値や意義
◆ボランティア研修
⇒取り組む意義の解説
⇒ボランティアのチームづくり
⇒行政と市民との協働の関係づくり
⇒多言語対応方法の習得 など
◆イベント立案
◆外国人との交流方法の習得
◆過去大会の事例報告
◆観光のネットワークづくり
◆文化プログラム企画支援
◆市民プロジェクト立上げ支援
◆イベントのD&I化の支援
◆東京2020大会のふりかえりから学ぶ、これからまちづくり
<考えられるワークショップの案>
◆イベントのサステナビリティへの配慮
◆東京2020大会のふりかえりから学ぶ、これからのオリンピック・パラリンピック
◆東京2020大会のふりかえりから学ぶ、これから文化振興・スポーツ振興